春を呼ぶ花々
長かった冬もようやく過ぎ、桜が開くまでの間、春の前哨戦ともいうべき可憐な花々が、
控えめだけどしっかり自己主張をして咲いています。
通勤の途中、見かけた春の使者たちです。
梅雨時の梔子(くちなし)、初秋の木犀(もくせい)に妖艶さで負けるとも劣らぬ沈丁花(ちんちょうげ)
夕闇の中でこの花の匂いをかぐと「ゾクット」します。
マンサク、漢字ではどんな字を当てるのかな?満作、万作、満策、萬作・・・万策つきました。
楮(こうぞ)と並んで和紙の原料となるミツマタ。枝が3方向に分かれてるから三つ又。
ミモザ。この花を見るとサラダの上に振りかけた裏ごし卵の黄身を思い出します。
早春の花は、冬を力強く乗り切れた木の花が多いですね。また花の色も黄色が多いような気がします。
ロウ梅、水仙、菜の花なども黄色です。何か理由があるのでしょうか。
♪明かりを点けましょ、ぼんぼりに・・・
3月3日は雛の節句。ちらし寿司と蛤の潮汁をいただきます。それから白酒や雛あられも。
関西では旧暦で祝う習慣があり、この日に並べて4月3日で終います。
しまい忘れると、「(お嫁に)行き遅れる」とお年寄りから小言を頂くことになります。