2017年 カレンダー

今年(2016年)撮影した花を中心に月ごとに花を選んで四季の花カレンダーにしました。

印刷用画像はPDF形式で保存してありますのでダウンロードしてプリントしてください。
元のサイズはA3ですが、プリンターを調整することでA4やそれ以外のサイズに変更できます。
(ご注意: ダウンロードして画像ファイルを開いたり、印刷したりするにはアクロバットリーダーが必要です)
写真をクリックすると拡大します)

表紙    
撮影データ
1.花の名(英語名または学名)
2.撮影地
3.一言コメント

片栗(カタクリ)Erythronium japonicum
神奈川県相模原市
山の雪が融けると真っ先に咲き、すぐ姿を消すことからスプリング・エフェメラル(春の妖精)と呼ばれる。昔はこの根からデンプン(片栗粉)を摂った。

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一月
極楽鳥花(ゴクラクチョウカ) Bird of Paradise
東京都世田谷区 瀬田フラワーランド
南アフリカ原産。ショウガの仲間。英国人プラントハンター、マッソンが1773年に発見。中心の濃青色が花弁。


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二月
七竈(ナナカマド) Mountain ash
栃木県那須三本槍岳
秋には紅葉して登山者の目を楽しませてくれるが、冬は実が小鳥たちの命をつなぐ糧となる。


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三月
(モモ) Peach
山梨県韮崎市
ブドウで有名な山梨県だが、桃も収穫量は日本一。中国が原産で、不老不死の薬とみられていた。縄文時代には既に日本に伝わっていて、食用になっていた。背景は茅が岳。


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四月
碇草(イカリソウ) Bishop’s hat
東京都世田谷区砧公園
東北地方より南部の山地で自生するメギ科の植物。雪が融けた春先に咲く。漢方薬では淫羊霍(いんようかく)と呼ばれ、バイアグラと同じような作用を持つ生薬の精力剤である。


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五月
布袋蘭(ホテイラン) Fairy-slipper Orchid
長野県茅野市八ヶ岳
北半球の森林地帯に広く分布しますが、日本では八ヶ岳周辺でしか見られない絶滅危惧種。学名のCalypsoはギリシャ神話に出てくる妖精の名前。


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六月
更紗満天星(サラサドウダン) Redvein enkianthus
滋賀県大津市武奈ヶ岳
ドウダンツツジと同じツツジ科の低木。花弁の紅白の筋が更紗布のように見えるところからこの名が付いた。ドウダンは灯台とも書く。別名風鈴ツツジ。


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七月
青い罌粟(メコノプシス・シェルフィー) Meconopsis sherriffii
ブータン王国ブムタン県
青いケシの名にそぐわず、この属には、赤、黄、白、紫と様々の色の花がある。生息地は標高4200m以上の高地。


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八月
青い罌粟(メコノプシス・シンプリキフォリア) Meconopsis simplicifolia
ブータン王国ティンプー県
標高4700mのニュレ・ラ(峠)を超えてゆく荷駄の隊商を見守る青いケシ。高地でもモンスーン期は草が青々と育つ。


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九月
彼岸花(ヒガンバナ) Hurricane lily
東京都世田谷区
田の畔に植えられるのは、根の有毒成分が害虫を遠ざけ、雑草の生育を阻害するため。毒性は水に晒すと無くなるので飢饉時の救荒作物になる。


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十月
曙草(アケボノソウ) Swertia bimaculata
新潟県妙高市いもり池
センブリ(千振)の仲間で日本固有種。湿った場所を好む。花弁の2個の黄緑色の円い腺体から蜜が出る。名はこの模様が夜明け前の星空に似ているため。


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十一月
竜胆(リンドウ)Japanese gentian  
岡山・鳥取県境蒜山
乾燥した根は漢方では胃薬になる。苦い熊の胆よりも更に苦いというので竜の胆(りゅうたん)が訛って名が付いた。花は天候の良い時しか開かない。このため花言葉は「貞淑」や「誠実」。


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十二月
板屋楓(イタヤカエデ) Japanese maple
山梨県北杜市瑞牆山
イタヤカエデは他のカエデと比べて葉が広く、切れ込みも浅い。イタヤの名は、葉がぎっしりと覆って板屋のように雨を通さないところから付いた。

     
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A4版中綴じ小冊子のオフセット印刷でカレンダーを作りました。 (各月のページには弊社ロゴは入っていません)。
 

★東日本大地震 震災遺児への奨学金支援チャリティご協力のお願い。
未曽有の大震災からすでに5年になりました。復興は着々と進んでいて、道路や建物はかなりの程度復旧されましたが、津波で親を失った子供たちには心の傷とともに、経済的な問題がいまだ残っています。当時13歳だった中学生は、今、大学受験を迎えており、これからは学資など更に経済的な負担が増えます。こうした子供たちが安心して学業に専念し、将来の復興や地方活性化の担い手となれるよう微力ながら援助したいと考えます。
その一助として、今回も「四季の花々カレンダー」を販売し、その代金を震災遺児の奨学金基金団体である「公益財団法人みちのく未来基金」に寄付いたします。(昨年は20名の方のご支援を得て、5万円を寄付しました)
  四季の花々カレンダー 1部について
  販売価格 − 1,000円(送料別)
  寄付額   − 1,000円
  送料は5部まで- 200円
  (購入者のお名前で寄付します。所得税控除が受けられます。財団から控除証明書が送付されます))

ご賛同いただける方はmatsunaga@insite-r.co.jpまで、ご希望部数、送付先、連絡先などをご記入の上、ご連絡ください。折り返し、お支払い方法をお知らせいたします。

残部すべて購入いただきましたので、本チャリティを終了します。ご協力ありがとうございました。

財団のパンプレット(クリックすると拡大します)


★東日本大震災・熊本地震被災者仮設住宅へのチャリティ(花の写真贈呈)ご協賛のお礼。
今年は4月と9〜11月に花写真(29枚)を21ケ所の東北地方と熊本県の仮設住宅にお送りしました(累計102施設、161枚)。
お送りした花の写真と送付先施設はここをクリックしてご覧ください。(PDFファイルです)
最も希望が多かった花は福寿草(7枚)でした。希望を表す黄色い花です。
今回は10名の方からご支援をいただきました。お名前は出しませんが、厚く御礼申し上げます。

今年10月末時点でまだ13.8万人の方が避難しており、そのうち、公営災害住宅や仮設住宅などに入居されている被災者は約12万人ほどいらっしゃいます。自宅を建てられて仮設住宅から退去される人は多くなっていますが、それが仮設住宅の自治や運営管理面で新たな問題を生んでいます。
来年も引き続き花の写真贈呈チャリティを続けたいと考えていますので、ご支援をお願いします。

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