2018年 カレンダー

今年(2017年)撮影した花を中心に月ごとに花を選んで四季の花カレンダーにしました。

印刷用画像はPDF形式で保存してありますのでダウンロードしてプリントしてください。
元のサイズはA3ですが、プリンターを調整することでA4やそれ以外のサイズに変更できます。
(ご注意: ダウンロードして画像ファイルを開いたり、印刷したりするにはアクロバットリーダーが必要です)
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表紙    
撮影データ
1.花の名(英語名または学名)
2.撮影地
3.一言コメント

青いケシ(メコノプシス・タイロリー)Meconopsis taylorii
ネパール マルデヒマール(標高4300m)
イギリスの青いケシの大家、ジョージ・タイラー(G. Taylor)の名をとったこの花は1954年に標本が採取されて以来、約60年ぶりに植物写真家 梅沢俊氏が日本人として初めて撮影した。途中、山ヒルのでる急峻な登山道を辿り、4日かがりで到達する。

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一月
南部犬薺(ナンブイヌナズナ)
Whitlow-grasses
岩手県早池峰山

東北地方や北海道の一部の蛇紋岩やかんらん岩帯に分布。ナズナの仲間で唯一黄色い花をつける。絶滅危惧種に指定されている。


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二月
大三角草(オオミスミソウ)
Liverleaf
新潟県新潟市角田山

キンポウゲ科の多年草。葉が三裂し先が尖っているためこの名が付いた。また、雪の下でも葉が常緑であることから「雪割草」とも呼ばれる。


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三月
白根葵(シラネアオイ)
Japanese wood poppy
新潟県沼の原湿原

キンポウゲ科の多年草で、一属一種の日本固有種。薄紫色の4枚の顎花弁は手のひら大のサイズで、ここから学名に palmatum(掌)が付いた


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四月
芍薬(シャクヤク
Chinese peony
東京都世田谷区大蔵

ボタン科の草本。牡丹は樹木。中国が原産で仏教や牡丹と共に日本に渡来した。根は生薬として消炎・鎮痛・痙攣などに用いられる。「立てば芍薬、座れば牡丹…」と美人の喩に使われる。


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五月
蓮華躑躅(レンゲツツジ)
Japanese azalea
奈良県伯母子岳熊野古道

北海道南部から九州まで、山地や草地に広く分布。花や葉には毒を含み、牛や馬は食べない。このため、湯の丸山などでは春、一面の大群落が形成される。


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六月
青いケシ(メコノプシス・チベチカ)
Tibetan poppy .
中国チベット自治区シャウラ峠

2006年イギリスの探検隊によって採取された新種でエンジ色の青いケシ。エベレスト東面のカンシュン谷から吹き上がる霧を剛毛で受けて水分を摂取する。


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七月
青いケシ(メコノプシス・バイレイ)
Himalayan poppy .
中国チベット自治区セチ峠

イギリスに青いケシブームをもたらしたのがこの花。英国軍人M.Bailey大佐が発見し、キングドン=ウォードが種を持ち帰り園芸種の元となる。


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八月
青いケシ(メコノプシス・ホリデュラ)
Meconopsis horridula
ネパール・ガネシュヒマール

中国青海省から、ヒマラヤ、パキスタンまで広く分布する青いケシの典型。ホリデュラはhorridus(剛毛)の意味。


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九月
稚児車(チングルマ)
Aleutian avens
富山県立山町立山

草のように見えるがバラ科の樹木。夏には白い花を付け、花が終わると綿毛状の果実をつける。氷河期からの生き残りで、高山帯に分布する。


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十月
釣船草(ツリフネソウ)
Touch-me-not
新潟県魚沼市大湯

北半球に広く分布し、川筋や沢など湿気の多いところを好む。名は花が船を吊り下げたように見えるところから。ホウセンカの仲間で、触ると種が飛ぶ。


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十一月
七竃(ナナカマド)
Japanese rowan
長野県松本市涸沢

かまどで七度焼いても燃え尽きない硬い木であるが、秋には葉も実も赤く色づき、まるでかまどの中の火のように燃え立つ。背景の峰は前穂高岳。


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十二月

岳樺(ダケカンバ)
Gold birch
群馬県沼田市皇海山

白樺より高所に生える落葉樹。秋、黄色い葉を落とすと枝には霧氷が付く。樹皮は茶色で紙のように薄くはがれるのでソウシカンバ(草紙樺)の別名がある。
     
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