2021年 四季の花々 カレンダー(サンプル)
今年(2020年)撮影した花を中心に(一部それ以前の花が入っています)、月ごとに花を選んで四季の花カレンダーにしました。
以下の画像はそのサンプル版です。「表示はここをクリック」をクリックしていただくと、各月の見開きページになります。
なお、サンプルのPDF画像は写真の背景が一部塗りつぶされていませんが、印刷物では背景が全面塗りとなります。また、実際の印刷物は色が鮮やかになります。
(ご注意: ダウンロードして画像ファイルを開くにはAbobeアクロバットリーダーが必要です) (写真もクリックすると拡大します)
表紙 | 撮影データ 1.花の名 科名 (英語名または学名) 2.撮影地 3.解説 キバナノツキヌキホトトギス(黄花突抜杜鵑草) ユリ科 Tricyrtis perfoliata 宮崎県都農町尾鈴山 宮崎県尾鈴山にだけ咲く固有種(絶滅危惧IB類)。 渓谷の急流部や滝近くの崖に垂れ下がるように群生する。花が葉の間から突き抜けていることから命名。 |
一月 |
ブルンスブギア・マルギナータ ヒガンバナ科
Brunsvigia marginata 南アフリカ西ケープ州パール 野火が低木のヤブを焼き尽くした後、地中から芽を出す。日光と灰の養分を独り占めし、深紅の花をつける。花弁には金粉を撒いたような輝きがある。火に飛び込み再生するフェニックス(不死鳥)のようだ。 表示はここをクリック |
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二月 |
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ツバキ(椿) ツバキ科 Camellia japonica 東京都世田谷区砧公園 近縁のサザンカ(山茶花)と同様に日本固有種。北海道を除く日本各地の海岸近くに自生する。伊豆大島や萩市が有名。 種からは油が取れ、化粧品に使われる。資生堂のロゴは椿のデザイン。 表示はここをクリック |
三月 |
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オオミスミソウ(大三角草) キンポウゲ科
Hepatica nobilis var. japonica 新潟県長岡市雪国植物園 日本海側で自生する。新潟では群落が多く、県花に指定。名は葉が三角形に尖っているところから。ピンク、青、白と色も多彩で、八重咲もあるが、多くは盗掘され、自生するのはほとんど白花。雪割草の別名がある。 表示はここをクリック |
四月 | イワウチワ (岩団扇) イワウメ科 Shortia uniflora (Nippon bells) 滋賀県高島市三国山 日本の固有種で、近畿地方以北の亜高山帯に分布する。雪解けとともに花をつけ、葉は常緑で光沢があり、厚い。葉形が団扇に似ていることから名づけられた。イワカガミは近縁種。 表示はここをクリック |
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五月 |
ノハナショウブ (野花菖蒲) アヤメ科
Iris ensata (Japanese iris) 新潟県新発田市二王寺岳麓 日本各地の湿地で見られる。本種は園芸種の花菖蒲の原種。 園芸種ができたのちに名がついたことになる。花びらの基部に黄色のすじがあり、花菖蒲と区別できる。 表示はここをクリック |
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六月 |
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ヒメサユリ(姫小百合) ユリ科
Lilium rubellum 新潟県阿賀町御神楽岳 新潟・福島・山形の県境付近の奥深い山に生える。日本固有種。西日本に分布するササユリ(裏表紙参照)より小さいのでこの名がついた。別名オトメユリ(乙女百合)。近年、観光用に栽培されるようになった。 表示はここをクリック |
七月 |
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メコノプシス・プラッティ(青いケシ) ケシ科
Meconopsis prattii 中国四川省西部泉華灘 中国西部は太古、浅い海で貝やサンゴの死骸が積もった石灰石の山が多い。水に溶けた石灰が固まって堤をつくり、池ができる。池のほとりには青いケシがよく見られる。水の精(ニンフ)のように佇んでいた。 表示はここをクリック |
八月 |
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リシリヒナゲシ(利尻雛罌粟) ケシ科
Papaver fauriei 北海道利尻山 日本で唯一の自生のヒナゲシで固有種。 利尻山の頂上付近の火山性土壌の崩落地で咲く。近年、誤った保護活動のため、近縁種との雑交が進んでいて、絶滅が懸念されている。 表示はここをクリック |
九月 |
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ルリトラノオ(瑠璃虎の尾) オオバコ科
Pseudolysimachion subsessile 滋賀県米原市伊吹山 伊吹山の山頂花畑に自生する。日本の固有種。瑠璃色はアフガニスタンに産するラピスラズリの粉末。シルクロードを通って日本に伝来した。オカトラノオなどトラノオと名の付く花の多くはサクラソウ科である。 表示はここをクリック |
十月 |
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タカクマホトトギス(高隈杜鵑草) ユリ科
Tricyrtis ohsumiensis 鹿児島県垂水市高隈山 宮崎県の固有種キバナノホトトギスの亜種で、鹿児島県大隅半島にある高隈山(大箆柄岳おおのがらだけ)北西稜の岩場で咲く。キバナノホトトギスより色が薄く、葉の幅が広い。 表示はここをクリック |
十一月 |
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ムラサキセンブリ(紫千振) リンドウ科
Swertia pseudochinensis 愛知県新城市雨生山 リンドウ(竜胆)と同様、根は胃腸薬となる。熱湯に入れて千回振っても苦みが無くならないことからこの名がついた。 他の植物が育ちにくい蛇紋岩の土壌でよく育つ。 表示はここをクリック |
十二月 |
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ハエマンサス・コキネウス ヒガンバナ科 Haemanthus coccineus (Blood lily) 南アフリカ西ケープ州ブレダスドルフ 大きなネギ坊主のような頭花をつけ、花柄には蛇の鱗のような黒い筋紋がある。海岸近くの乾いた砂地に群生する。 近縁種に白い花をつけるマユハケオモト(眉刷毛万年青)がある。 表示はここをクリック |
裏表紙 |
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ササユリ(笹百合) ユリ科 Lilium japonicum 高知県越知町横倉山 日本固有のユリで、西日本の明るい山地で自生する。ヒメサユリと同じような花であるが、色は薄く、清楚な感じがする。葉は笹のように細い。 横倉山は青年時代の牧野富太郎が植物採取に明け暮れたところで、彼が命名した新種も多い。 |
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★購入代金は全額(送料を除く)東日本大地震震災遺児への奨学金に寄付されます。
未曽有の大震災からもう10年になります。原子力発電関係を除き、復興はほぼ完了しました。しかし、津波で親を失った子供たちには心の傷とともに、経済的な問題がいまだ残っています。当時の小学一年生は、今、大学受験を迎えており、これからは学資など更に経済的な負担が増えます。こうした子供たちが安心して学業に専念し、将来の復興や地方活性化の担い手となれるよう微力ながら援助したいと考えます。
その一助として、今回も「四季の花々カレンダー」を販売し、その代金を震災遺児の奨学金基金団体である「公益財団法人みちのく未来基金」に寄付いたします。
(2019年には、111名の方のご支援を得て、24万2000円を寄付することができました)
四季の花々カレンダー 1部について
販売価格 − 1,000円(送料別)
寄付額 − 1,000円
送料は5部まで- 200円
(購入者のお名前で寄付します。財団から寄付証明書が送付されますので、年末調整で所得税控除が受けられます)
ご賛同いただけるようでしたら、ここをクリック、またはmatsunaga*insite-r.co.jp(*の部分を@に変更)まで、ご希望部数、送付先、連絡先などをご記入の上、ご連絡ください。折り返し、お支払い方法をお知らせいたします。
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