今から13年前の1991年1月に湾岸戦争が始まりましたが、開戦の翌々日の19日に研修のためニューヨークに行きました。
空港はピリピリした雰囲気で、ビルの警備の厳しいものでした。
町には星条旗がたなびき、そして出征兵士を送り出した家々の門口には黄色いリボンが飾られていました。
しかし、今回のイラク侵攻では、この黄色リボンはあまり見られないようです。
日本も、横須賀で軍船を見て育ち、近隣諸国の反対にも拘わらず靖国参拝を強行する小泉首相の主導で自衛隊を初めて海外派兵しました。本当にこの軍国少年は、玩具(軍備)を手に入れると、見ているだけでは済まず、どうしても使いたがるようです。(権力者ってそういう傾向がありますね・・・やたらに人事権を振り回す社長とか・・・・)
派遣される隊員も望んで戦地に赴く訳でなく、ご家族の方々は一日も早い無事帰還を願っていられることでしょう。
菜の花やミモザなど春を待つ花には黄色が多いようです。
イラクに平和の春が来て、兵士たちが一日も早く家族の元に帰ることを願って・・・・
福寿草(フクジュソウ) 庭の日だまりの中でポッとさいた花は春が近い徴です。今年は暖かい2月であったためか、よく咲きました。でも、東京は3月に雪が降り、福寿草も首を引っ込めてしまったかもしれません。 景気の春も近づいているようで、「福の神様」も早く来て欲しいものです。 中国では春節(旧正月)のお祝いに「福」の字を逆さにして飾りますが、これは「福倒(フーダオ)」といって、「倒」は「ひっくり返し」の意味と、読みが「ダオ」で到来の「到」と同じ音に掛けたものです。 (世田谷区羽根木) |
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迎春花(インチュンフア) 中国西部の春は日本よりほぼ1ヶ月遅くやってきます。2月の終わりから3月にかけて、春の雨が降り始める頃、まずこの花が咲き、それから梅(中国の国花)が咲き、そして桃の花が咲きます。 エニシダに似たような花ですが、上を向いて、春を待ち望むように咲いていました。 この写真は1997年3月に中国の西安に1ヶ月語学留学したとき撮ったものですが、ちょうどトウショウヘイ氏が亡くなった後で、その葬儀をテレビで見ました。遺骨は海に撒かれ、その時流れた曲が「大海(ダーハイ)」でした。 中国の現在の繁栄はトウショウヘイ氏の力に寄るところが大きいと思います。 (中国 西安交通大学の中庭) |
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三椏(ミツマタ) 中国が人類の発展に大きく寄与した発明の一つが「紙」。この製造方法は門外不出で、他国に持ち出すことは固く禁じられていました・・・しかし、コピーが得意な中国人気質は今も昔無変わらず、結局西洋が学ぶところとなりました。 紙は木の皮をつぶして、その繊維を取り出し、平たく伸ばして作ります。この三椏の他に、楮(コウゾ)も原料となります。 ちなみに1万円札もこの三椏から作られた和紙が原料です。 (世田谷区砧) |
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(国立市) |
ミモザ オーストラリアが原産のアカシアの仲間。 房アカシアともいいます |
(世田谷区砧) |
西洋蒲公英(セイヨウタンポポ) 帰化植物の一種で、日本の原種のタンポポを駆逐してしまいました。グローバルスタンダードは工業製品や経営スタイルだけでなく、植物の世界では開国した明治時代から当然のことでした。 (世田谷区桜ヶ丘) |
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菜の花(ナノハナ) 「♪菜の花畑に入り日薄れ・・・・」 小学唱歌の「朧月夜」の一節です。(作詞 高野辰之 、作曲 岡野貞一) よく引き合い会いに出される場所が作詞家高野の古里信州ですが、実はこの曲は、世田谷の代々木上原あたりの菜の花畑を見て構想したらしいのです。きっと故郷を思い出しながら書いたことでしょう。小田急線(営団地下鉄)代々木上原駅の西口にはこれを記念した壁画が描かれています。この付近には外国人も多く住んでいて(日本でただ一つの回教寺院もあります)英文でその紹介が添えられていますが・・・・・菜の花の英語は? Rape Yellow Flower ドキッとしますね。 (世田谷区代田 羽根木公園) |
その他の黄色の花々 |
水仙(スイセン) (世田谷区砧) |
萬作(マンサク) (世田谷区砧) |
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山茱萸(サンシュユ) (世田谷区松原) |
クロッカス (世田谷区羽根木) |
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柊南天(ヒイラギナンテン) (世田谷区千歳台) |
プリムラ (世田谷区桜丘) |
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菫(スミレ) 1色のパンジー (世田谷区代田 羽根木公園) |
菊の一種ですが・・・名前が分かりません (世田谷区代田 羽根木公園) |
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黄梅(オウバイ) (世田谷区宮坂) |
蝋梅(ロウバイ) (蝋細工に似たところから) (杉並区善福寺公園) 小林様からギフトです。 |
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黄梅も蝋梅も「梅」がつきますが、ウメ科の梅の仲間ではありません。 黄梅はモクセイ科、蝋梅はロウバイ科という別種です。 |
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本物の梅の方は・・・ 「東風(こち)吹かば 匂いよこせよ 梅の花 主なきとて 春な忘れそ」と 菅原道真が流される前に庭の梅に語りかけた和歌。この主人の言葉に感激した梅は、都から配流先の太宰府まで飛び、主人の前で花を咲かせた・・・・「飛梅」の由来です。 羽根木公園には太宰府から移植された「飛梅」が咲いています。 |
梅(ウメ) 飛梅 (世田谷区代田 羽根木公園) |
ウメの花はこちらにもあります。ココをクリック。 |
その他、春を告げる花々です。 |
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蕗の薹(フキノトウ) 福寿草と同じように地面からチョコンと顔を出します。春先の愛嬌者。 天麩羅やみそ煮が合います。 このほろ苦さは、早春の味です。 また、初夏には茎も食べられるようになり、煮物や佃煮にします。なかなかの孝行者です。 (世田谷区砧) |
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白木蓮(ハクモクレン) (世田谷区赤堤) |
スノーフレーク 鈴蘭とは少し違います (世田谷区千歳台) |
アフリカ金盞花(アフリカキンセンカ) 日本の金盞花とは色・姿が違います。 (世田谷区千歳台) こちらが日本の金盞花 (世田谷区羽根木) |
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沈丁花(ジンチョウゲ) この花の匂いを嗅ぐと「冬が終わった」という実感が出てきます。 2月が暖かだった性で例年より速い開花でした。 3月の寒さで、今年は長く楽しめそうです。 |
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お礼
「季節の花々」を集め始め、ちょうど1年が経ちました。
最初の頃はつたないウェブページでしたが、少しは進歩したでしょうか。
いろいろな方からアドバイスを頂き、また、珍しい花や綺麗な花の写真を送って頂きました。
ありがとうございました。
最近は少し行動範囲が広がりましたが、これからも身近にある季節の花々をお届けします。
頂き物コーナー 今回は花と鳥を贈ってもらいましたのでご紹介します。 |
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プリムラ (香取様から頂いた”本物”です) |
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メジロと梅 (小林様から頂きました) (新宿区 新宿御苑) |
カモ (小林様から頂きました) (杉並区 善福寺公園) |
お気に入りの写真がありましたらオリジナル(300〜400KB程度)をお送りします。
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